金曜日, 8月 03, 2012

本来のウッドピロスの威力

黒錆生成のために使用したウッドピロス。
本来は歯槽膿漏予防のためのもの。

シェーグレン症候群が診断されたのは、32才のとき。
室蘭在住当時から口腔内のトラブルに悩まされ、どんなに歯磨きしても、
歯肉炎から開放されなかった。
唾液が少ないからなのかわからないけど、
定期的に歯医者に通っても一向に改善されなかった。

苫小牧に転勤してきて、高橋歯科を紹介されて、この柿渋エキスを勧められた。
専用の歯ブラシにつけてやってみたけど、効果が上がらないまま数年が過ぎた。
歯槽膿漏も進行し、現在2本入れ歯だ。

で、末梢神経炎で3ヶ月の入院。
ステロイド治療のためだったので、食事制限もなく、運動制限もない。
感染予防のため、病棟内で過ごすことだけが必要条件の入院だった。
やることがないので、食後3回歯間ブラシに付けてやったら、
2週間目くらいから歯茎が変わった。

高橋先生の説明のとおり、歯茎が引き締まってきたのだ。

一日3回というのが大事だった。
仕事をしているときは、夜しかできなかったし、それもじっくりではなかった。

入院中は歯間ブラシでひと通り終わった後、続けて2回やった。
口中のタンパク質が固まって、ブラシにつくので、
ティッシュで拭き取りながらやった。
舌にも塊が付き、うがいをすると、塊がびっくりするほど出てくる。
それを一日3回。
3ヶ月の入院での成果は歯茎だった!

今でも、一回ではそれほど出てこないので、やはり一度に何回もやっている。
でも、歯茎が引き締まってからは、入院時のような塊はない。

退職してからは時間があるので、食後毎回やればいいのだろうけど、
面倒で思い出した時にやるくらい。
歯磨きはしてるけどね。
進行はおさえられている。

おそるべし、柿しぶ効果。
タンニンがタンパク質と結合して、塊になるらしいんだけど、
たっぶり一回使うより、何回か連続してやったほうが、塊になる。

歯槽膿漏でお困りの方、ウッドピロスで効果があがらないと思う方、
一回にたっぷりではなくて、何回か連続して歯間ブラシでやってみて。
自分にあった使用方法で、効果バツグンですよー。

二週間で効果が感じられなかったら、使い方を工夫したほうがいいかも。
歯周ポケットに柿渋が作用していないってことだから。


追記:2013.03.15
検索してくる人が多いので、ウッドピロスのページを作りました。
 ウッドピロス

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