もう、30年以上経っている木だ。
退職してから、立派な実がなることに気づいた。
梅の種類はわからないけど、りっぱな実が毎年なる。
青梅 |
母は仕事で気のむいた年に梅酒をつけることがあったが、実家ではアルコールを飲む習慣がないので、20年物の梅酒がまだある。
昨年は完熟した実が地面にゴロゴロ落ちていて、どうしようもないので、梅ジャムにしてあげた。
酸っぱくて酸っぱくて大量に砂糖を投入した。
水で割って、梅ジュースで飲んだようだ。
今年は、時期もちょうどだったのか、完熟前に収穫した。
固い青梅だ。傷もない。
それで、梅味噌を仕込んだ。
一ヶ月ほど前、市販の1Kgで作っていたのだが、ストックしてある味噌が、ダシ入りだつたため、ドロリとしたものにならずに、ゆるゆるになってしまったので、今回は、普通の味噌で仕込んだ。
味噌、梅、砂糖、味噌、梅、砂糖・・・・ |
作り方は簡単。
- 水にさらしてアクを抜く。
- ひとつひとつ水分をふきとり、へたをとって、焼酎で消毒する。
ヘタは、爪楊枝で、くりっとすると、ぽろつととれてくる。 - 焼酎で消毒した入れ物に味噌を敷き、一粒ずつていねいに並べる。
この入れ物はよくある梅干しの入れ物。これだとうめ1kgは入らない。
700gかなあ。
- さらにその上に砂糖をかぶせ、また味噌を乗せる。
で、梅を同じように並べ、繰り返す。写真の物は3回。一日経った
傷のついた梅だと発酵して失敗するから、キズ物はぬか漬けの腐敗防止用にしてみた。
実は刻んでサラダとかドレッシングに使ったけど、家族には不評だった。
酸っぱいらしい。
ゆるゆるの梅味噌 |
一番活躍したのは、梅味噌。
今年はこれ一本。
ほんとは梅干しに挑戦したいけど、完熟梅が出まわる頃と苫小牧の気候が一致しないので、躊躇してる。
苫小牧の晴天はほんの一瞬。
今年ももう夏らしい晴れ間はなくなった。
あって一週間だから、干す時期を逃しそうで、挑戦できないでいる。
一度はやってみたいなあ。
そうそう、梅味噌で味噌炒めを作ると、フライパンが酸で綺麗(?)になる。
入れ物はかなり強い酸にさらされるから、材質には要注意。
ガラスが一番らしいけど、わたしはプラスチックでやってる。
ガラス瓶のふたが金属だと、酸ですぐに錆びてしまうよー。
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