日曜日, 8月 05, 2012

梅仕事

実家の梅の実を収穫した。
もう、30年以上経っている木だ。
退職してから、立派な実がなることに気づいた。
梅の種類はわからないけど、りっぱな実が毎年なる。
青梅



母は仕事で気のむいた年に梅酒をつけることがあったが、実家ではアルコールを飲む習慣がないので、20年物の梅酒がまだある。

昨年は完熟した実が地面にゴロゴロ落ちていて、どうしようもないので、梅ジャムにしてあげた。
酸っぱくて酸っぱくて大量に砂糖を投入した。
水で割って、梅ジュースで飲んだようだ。
 今年は、時期もちょうどだったのか、完熟前に収穫した。
固い青梅だ。傷もない。
それで、梅味噌を仕込んだ。
一ヶ月ほど前、市販の1Kgで作っていたのだが、ストックしてある味噌が、ダシ入りだつたため、ドロリとしたものにならずに、ゆるゆるになってしまったので、今回は、普通の味噌で仕込んだ。
味噌、梅、砂糖、味噌、梅、砂糖・・・・


作り方は簡単。
  1. 水にさらしてアクを抜く。
  2. ひとつひとつ水分をふきとり、へたをとって、焼酎で消毒する。
    ヘタは、爪楊枝で、くりっとすると、ぽろつととれてくる。
  3. 焼酎で消毒した入れ物に味噌を敷き、一粒ずつていねいに並べる。

    この入れ物はよくある梅干しの入れ物。これだとうめ1kgは入らない。
    700gかなあ。
  4. さらにその上に砂糖をかぶせ、また味噌を乗せる。
    で、梅を同じように並べ、繰り返す。写真の物は3回。

    一日経った

    傷のついた梅だと発酵して失敗するから、キズ物はぬか漬けの腐敗防止用にしてみた。
 一年くらいもつから、味噌炒め、酢味噌和え、ドレッシングなどなど応用範囲も広く、使い勝手がいい。
実は刻んでサラダとかドレッシングに使ったけど、家族には不評だった。
酸っぱいらしい。
ゆるゆるの梅味噌        
梅のピクルスや梅醤油、梅の甘露煮、梅シロップを昨年作ったけど、
一番活躍したのは、梅味噌。
今年はこれ一本。

ほんとは梅干しに挑戦したいけど、完熟梅が出まわる頃と苫小牧の気候が一致しないので、躊躇してる。
苫小牧の晴天はほんの一瞬。
今年ももう夏らしい晴れ間はなくなった。
あって一週間だから、干す時期を逃しそうで、挑戦できないでいる。

一度はやってみたいなあ。

そうそう、梅味噌で味噌炒めを作ると、フライパンが酸で綺麗(?)になる。
入れ物はかなり強い酸にさらされるから、材質には要注意。
ガラスが一番らしいけど、わたしはプラスチックでやってる。
ガラス瓶のふたが金属だと、酸ですぐに錆びてしまうよー。

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