黒錆生成のために使用したウッドピロス。
本来は歯槽膿漏予防のためのもの。
シェーグレン症候群が診断されたのは、32才のとき。
室蘭在住当時から口腔内のトラブルに悩まされ、どんなに歯磨きしても、
歯肉炎から開放されなかった。
唾液が少ないからなのかわからないけど、
定期的に歯医者に通っても一向に改善されなかった。
苫小牧に転勤してきて、高橋歯科を紹介されて、この柿渋エキスを勧められた。
専用の歯ブラシにつけてやってみたけど、効果が上がらないまま数年が過ぎた。
歯槽膿漏も進行し、現在2本入れ歯だ。
で、末梢神経炎で3ヶ月の入院。
ステロイド治療のためだったので、食事制限もなく、運動制限もない。
感染予防のため、病棟内で過ごすことだけが必要条件の入院だった。
やることがないので、食後3回歯間ブラシに付けてやったら、
2週間目くらいから歯茎が変わった。
高橋先生の説明のとおり、歯茎が引き締まってきたのだ。
一日3回というのが大事だった。
仕事をしているときは、夜しかできなかったし、それもじっくりではなかった。
入院中は歯間ブラシでひと通り終わった後、続けて2回やった。
口中のタンパク質が固まって、ブラシにつくので、
ティッシュで拭き取りながらやった。
舌にも塊が付き、うがいをすると、塊がびっくりするほど出てくる。
それを一日3回。
3ヶ月の入院での成果は歯茎だった!
今でも、一回ではそれほど出てこないので、やはり一度に何回もやっている。
でも、歯茎が引き締まってからは、入院時のような塊はない。
退職してからは時間があるので、食後毎回やればいいのだろうけど、
面倒で思い出した時にやるくらい。
歯磨きはしてるけどね。
進行はおさえられている。
おそるべし、柿しぶ効果。
タンニンがタンパク質と結合して、塊になるらしいんだけど、
たっぶり一回使うより、何回か連続してやったほうが、塊になる。
歯槽膿漏でお困りの方、ウッドピロスで効果があがらないと思う方、
一回にたっぷりではなくて、何回か連続して歯間ブラシでやってみて。
自分にあった使用方法で、効果バツグンですよー。
二週間で効果が感じられなかったら、使い方を工夫したほうがいいかも。
歯周ポケットに柿渋が作用していないってことだから。
追記:2013.03.15
検索してくる人が多いので、ウッドピロスのページを作りました。
ウッドピロス
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