木曜日, 7月 12, 2012

教育現場の捜査

自殺した中2の男子生徒。
半年以上たってからの捜査。
世論の高まりで捜査が入ったようだけど、
もっと早く学校で調査できなかったのかな。

見て見ぬふりしていた生徒も、やりきれない気持ちがやっと癒え始める頃。
忘れたい頃に自分と向き合わなければならない。

もっと早くに調べれば、自分をごまかさずに真摯に出来事に向かい合えただろうに。
こんなにこじれてしまえば、なかなか真実に届かないかもなあ。
はっきりさせることを捨ててしまう生活を送ってしまったのだから。

大人の責任だよ。

伝聞のアンケートっていっても、火のないところに煙は立たない。
もしも面白がって書いていたにしても、徹底的に調べて、そんなふうに書いちゃいけないことを示さなければいけない。
それができなければ、教育現場じゃない。


加害者とされる生徒の存在だってぜっっったいはっきりしているはず。
自殺との関係がなくたって、当然指導が入っていると思うんだけど。


亡くなつた生徒。
訴えたかったことを受け止める環境はなかったのだろうか。


わたしが現役だった頃、靴隠しがあった。
一緒にいた子が教えてくれた。
バラされた子もチクられたと怒ったり、仕返ししたりしなかった。
された子もした子も受け入れてくれる学級だった。
それでも靴隠しはあった。
その時にどう対応するか、どう指導するか、正念場です。
ココロを育てる絶好のチャンス。
だから、子どもは発展途上と言われるんだと思う。
いろいろな事件を経験して成長していくのだから。
大人はその機会を見逃してはいけない。

集団を育てることってとっても大事だと思う。
一人ひとりは問題なくても、集団になると性質が変わる。

空気を読むってよく言うけど、空気は作ることができる。
芸人たちは実感してるだろうなあ。



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