日曜日, 7月 22, 2012

黒錆実験中


追記:2013.01.21.
赤錆に悩んでいる方、
黒錆の付け方で悪戦苦闘した経過をまとめてみました。
象印極め炊きの南部鉄器の赤錆と黒錆

こんなに黒錆に囚われているのはどうしてなのか考えてみた。

南部鉄器の炊飯器がいずれ錆びてしまうから。

取り替えるつもりがないので、その時が来たら、
なんとか黒錆でコーティングしようと思っている。
そのための練習。
今までに挑戦したこと。

成功例

  1. 購入したばかりの鋳物の鉄をガスで熱する--真っ赤になって煙とにおいがでる--表面が白くなる--油で拭く(塗る)--黒錆成功
  2. フライパンをしっかりこすって地金を出す--ガス火で色が変わるまで熱する--黒錆成功(大昔の記憶)

 失敗例  まだらな黒錆 No7


赤錆が残っている鉄板をこすって

地金にする
じっくり熱すると白くなる
  1. 炊飯器 柿渋を赤錆に塗る--その後水洗い--黒錆が落ちる。
  2. 鉄板と鉄鍋 炭火で熱する--赤錆びだらけ
  3. 鉄板 炭火で真っ赤になるまで熱する-- 水につける--赤錆
  4. 鉄板 炭火で真っ赤になるまで熱する--霧吹き--赤錆--冷めてから柿渋--黒錆にならず--ガスで熱する--少し黒くなる--成功か?
  5. 鉄鍋 炭火で真っ赤になるまで熱する--一気に水の中へ--失敗
  6. 鉄鍋 炭火で真っ赤になるまで熱する--霧吹きしながら熱する--冷めてから柿渋--黒錆にならず--ガスで熱する--少し黒くなる--成功か?
  7. 鉄板 ブラシでこすり地金にする--炭火で長時間熱する--白くなる部分が出てくる------冷めてから油を塗る--まだらな黒錆
  8. 鉄鍋 少し黒錆のものを炭火で真っ赤になるまで熱する---白い部分が出てきたような気がする--冷ます--赤錆び
  9. さめて油を塗ると薄くなった赤錆 No7
    油を塗るとまだらな波波 No7
  10. 鉄鍋  ガス火で熱する---水をかける--一部分黒錆

只今実験中

鉄板2 黒錆っぽい鉄板を炭火で肉を焼いた後水洗いして放置--- 赤錆だらけ--柿渋をたっぷり塗る--粉々した黒錆---半分に油を塗る
この時点では紙でこすると両方共黒錆が落ちる。
油を塗らない方がたくさん落ちてくる。
左が油を塗った部分
ガスで表面の色に変化が現れるくらいに熱して水洗い。
再度ガスで水分をとばして油を塗る。
お湯を沸かして水分をつけたまま放置。
今のところどちらも赤錆は発生せず、黒錆もとれてこない。
はじめに油を塗っても後から塗ってもそれほどの違いはないようだ。

今までの結果から、ガスでも炭でも真っ赤になるまで熱し続けると失敗する。
水をかけても霧吹きにしても柿渋を使ってもうまくいかない。

炭でもガスでも真っ赤になるより低い温度で(それでも高温)熱するといいみたい。
でも、白っぽくなっても、まだらで完全にはコーティングされない。
鉄の成分のせいか、鋳物の厚みのせいか、熱するだけでは全面黒錆にならない。

やっばり出来立てほやほやの粉っぽい赤錆に、柿渋をたっぷり何回も上塗りして、
油を塗るのがいいみたいだなあ。

炊飯鍋の表面積なら、柿渋大量に使いそう・・・・

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