水曜日, 8月 07, 2013

トランジスター式振り子時計


そういえば、じいちゃんが死んだ後、
居間にかかっていた振り子時計の時間合わせの方法を誰も知らなくて、
旦那が、記憶の見よう見まねで時間合わせをしていたが、
その方法がひどかった。

長針が決まった場所にいるときに動かし始めなければならない、と言って、
一時間その時が来るまで、時計を止めておくのだ。
一瞬でも忘れてしまったら、また一時間。

そんな合わせ方おかしいよ、と言っても、
じいちゃんはこうやっていたと譲らない。
しかも、一週間後には5分くらい狂ってしまうのだ。

それならばと、札幌通院の時にリュックに時計を入れて、
時計の病院という時計屋さんにもっていった。
重かったよー。
50年くらいメンテナンスをしていないので、狂ってしまうと言われた。
で、時間合わせの方法を聞いたら、普通に針を手で合わせていいと教えてもらった。
ほうら、やっばり!
それ以後、合わせなくてもちゃ~んと動いている。
電池もゼンマイまきもいらない時計。
電池とぜんまいの中間時期に制作された、半永久的に動く
トランジスター式の時計だ。

室蘭の実家にはゼンマイの振り子時計があって気に入っていたが、
動かなくなって処分してしまった。
札幌の「時計の病院」をもっと早く知っていたら、
処分しなかったのに・・・・・

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