日曜日, 4月 21, 2013

キースジャパンの職人さんは元ヨコマクの常務だった!

キースジャパンの職人さんは元ヨコマクの常務だった!
タンスメーカーの老舗、何年か前に倒産したあのヨコマクの。

今度は、アラカルトKシリーズのチェストを購入しようかと画策中。

いつものマルキタ家具に引き出しのサイズを確認しに行った。
チラシが入っていたので、決めてくるかあ、って気楽な気持ちで行ったけど、
今回接客していたおじさんに怒りが爆発。

引き出しのつくりや底板の厚さが気に入っていたけど、
現在のものより幅が10cm小さい。
更に、3口の引き出しは側板が厚い分、内幅が1cmほど狭くなるため、
B5サイズのものが入らない。
でも、あの滑らかな引き出しの魅力にはかてない。

ところが、おじさん、
「機能性を考えずに、絵をかざるようなつもりで決めないと、なかなか決まりませんよ。
これは、いろいろな木材を楽しく感じてもらうものですから。」

おいおい、こっちはつくりが丁寧なのが気に入っていて、正直デザインは派手すぎて、
好みじゃないんだぞー。
端材で作ってるから、合板じゃなくてもこのお値段でできている、
と納得して購入したのに!
製作している人に失礼でしょうが!
機能性には目をつぶれって!?
で、つい言ってしまいました。
作りが気に入ってるんですと。

おじさん
完全オーダーだと高くなるけど、
一段増やしたり減らしたり位なら、お安く出来ますよ、
工場があった時代はできなかったんですけど、
最近はご希望に合わせることができるようになりました。

そうでしょうとも、わたしがキースジャパンに直談判して
サイズ違いの制作をお願いしたんですから!
キースジャパンのおじさんは、要望に応えるよう家具屋さんに言ってあるのに、
と、こぼしていたんだぞー。

とまでは言わなかったけど、家具に機能性を求めるなとは何たる言葉。
作っている人は、使ってもらううことを考えていないわけないじゃないか!

おじさんは旭川出身で、倒産したヨコマクの職人さんのこともよく知っていた。
ヨコマクの常務がタンスの端材を持っていたので、
遊び心で作ったのが、このアラカルトKだと言っていた。
どうりであの引き出しの細工ができるわけだ。
角も45度にカットしてあって、正面からは側板が見えなくて、スッキリしている。

今度は一段目の3口を2口にしてもらおうと思ってる。
そうすれば、A4サイズも入るから。

わたしの見る目もたいしたもんだあ、と帰ってきた。

また、直談判するか、家具屋を通すか、どうしようかなあ。

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