水曜日, 6月 22, 2011

シオン教会の昇天祭

義父の昇天祭に行ってきた。旦那が仕事で行けないので、代わりに一人で。
義母は相変わらず一人で買い物も食事の支度もしないみたいで、息子が仕事で一ヶ月近く行っていなくて、食料がなくなりかけた。
冷蔵庫に食料がなくて、パニックになりかけたようだ。
通院のタクシーの運転手に魚をさばいてもらったり、ヘルパーに食事の用意をしてもらったりしていたが、いよいよ食べるものが無くなって、心細くて心細くて、眠ることもままならない様だった。
義父がいろいろやる人だったから、夫がいなくなった今は、息子が夫替わりなんだよねえ。
実の娘も昇天祭に参列しに兵庫からやってきたけど、実家にいたのはたったの15分。
娘には自由時間をあげたのよ、と嬉しそうに話していた。
不思議な親子関係だなあ。
娘よりも嫁を頼りにしてるといえば聞こえがいいけど、なんだかなあ。
それでも、私にはかなり遠慮していろいろやって欲しいことを言っていたような気がする。

私がいる間はずっーと喋りっぱなし。
台所に立っていると、居間からやってきて、立ちながら話しかけてくる。
体が丈夫な人じゃないから、これでは私がいなくなったから、寝込んじゃうんじゃないかと心配になって、台所仕事をやめた。
翌朝、久しぶりに朝までぐっすり眠れたと嬉しそうだった。
いつもは夜中に三四回トイレに起きてしまい、熟睡できないらしい。
あれだけしゃぺり続けたら、そりゃあ、疲れるわい。

こっちに戻ってきて、旦那に話したら、よかったよかった、熟睡なんて半年くらいできなかったんじゃないか、と安心していた。
で、妹の話になったら、酔っ払って、ぽろっとこぼした。
「おやじが死ぬ前に、悪いことしたなあ、〇〇には何にもしてやらなかった、って言ったんだ。」
なんのことかと思ったら、娘である妹にはバレエを習わせたり、私学の大学に通わせたり、住まいも安全なマンションを用意したり、ずいぶんお金をかけたけど、息子は放ったらかしだった、ということらしい。
それでも、息子が就職したときには、免許のない義父が息子に中古ながら車を一台買ってあげてる。
大学の学費も生活費も奨学金やバイトでやっていた私にしてみれば、就職祝の車なんて、甘い!と思うけど。
だからかなあ、自分の息子には学生のうちから車を持たせようとしている。
私は、学生に車はいらない!と言い張ってるけど、きっと持たせるんだろうなあ。

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